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コラム

任意売却とは?競売との違い・メリット・デメリットを徹底解説

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「住宅ローンの返済が苦しくなってきた…」
「競売になる前に何とか売却したい…」
「任意売却という言葉は聞いたことがあるけれど、仕組みがよく分からない…」

このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

任意売却とは、住宅ローンを完済できない場合でも、金融機関(債権者)の合意を得て市場で住宅を売却する方法です。

競売よりも高く売却できる可能性があり、引っ越し時期の調整や周囲に知られにくいなど、多くのメリットがあります。

一方で、誰でも利用できるわけではなく、任意売却できる期間や条件、残った住宅ローンの扱いなど、事前に知っておきたい注意点も少なくありません。

この記事では、次の内容について分かりやすく解説します。

  • 任意売却とは何か
  • 競売との違いやメリット・デメリット
  • 任意売却できる条件や流れ
  • 費用や残債の取り扱い
  • 任意売却を成功させるポイントや不動産会社の選び方

任意売却は、相談するタイミングや依頼する不動産会社によって売却結果が大きく変わることがあります。

まずは正しい知識を身につけ、自分に合った売却方法を選ぶことから始めましょう。

任意売却とは?競売との違い

住宅ローンの返済が難しくなった場合でも、すぐに競売になるわけではありません。

状況によっては、金融機関(債権者)の同意を得たうえで市場で売却できる「任意売却」という方法を選択できます。

任意売却は競売と比べて高く売却できる可能性があり、売却方法や引き渡し時期なども柔軟に調整しやすいことから、多くの方が選択している方法です。

ここでは、任意売却の仕組みや競売との違い、通常売却との違いについて分かりやすく解説します。

任意売却とは?

任意売却とは、住宅ローンの残債が売却価格を上回る場合でも、金融機関(債権者)の承諾を得て不動産を売却する方法です。

通常、不動産を売却するには住宅ローンを完済し、抵当権を抹消する必要があります。

しかし、売却代金だけでは住宅ローンを完済できない場合は、そのままでは売却できません。

そこで利用されるのが任意売却です。

金融機関と返済方法について話し合い、売却代金を返済に充てることを条件に抵当権を外してもらうことで、市場での売却が可能になります。

任意売却は住宅ローンを滞納した人だけが利用する制度ではありません。

住宅価格の下落や離婚、転勤、病気、収入減少などにより住宅ローンの返済が難しくなった場合にも利用されることがあります。

競売との違い

任意売却と競売は、どちらも住宅ローンを返済できなくなった場合に不動産を売却する方法ですが、大きな違いがあります。

競売は、住宅ローンの滞納が続いた場合に裁判所を通じて強制的に売却される制度です。

一方、任意売却は金融機関と合意したうえで通常の不動産売却と同じように市場で買主を探します。

そのため、一般的には任意売却の方が市場価格に近い金額で売却できる可能性があります。

また、引っ越し時期や売却条件についても一定の調整ができるため、精神的な負担を軽減しやすい点も特徴です。

一方で、任意売却は金融機関の同意が必要であり、競売開始までの限られた期間内に売却活動を進める必要があります。

比較項目任意売却競売
売却方法市場で売却裁判所による競売
売却価格市場価格に近くなりやすい市場価格より低くなる傾向
売却時期一定の調整が可能調整できない
プライバシー通常の売却と同程度公告されるため周囲に知られる可能性がある
売却活動不動産会社が仲介裁判所が手続きを進める

任意売却と通常売却の違い

通常売却と任意売却の最大の違いは、住宅ローンを完済できるかどうかです。

通常売却では、売却代金で住宅ローンを完済し、抵当権を抹消して売却を完了します。

一方、任意売却では売却代金だけでは住宅ローンを完済できないため、金融機関の承諾を得て売却を進めます。

売却後も住宅ローンが残る場合は、金融機関と相談しながら無理のない範囲で返済を続けるケースが一般的です。

また、通常売却では売主の判断で価格や条件を決められる部分が多い一方、任意売却では債権者との協議が必要になるため、売却価格や契約内容にも一定の制約があります。

任意売却のメリット・デメリット

任意売却は、競売を避けられる可能性がある有効な方法ですが、すべてのケースで最適とは限りません。

メリットだけでなくデメリットも理解したうえで、自分に合った売却方法を選ぶことが重要です。

任意売却のメリット

任意売却には、競売にはないさまざまなメリットがあります。

主なメリットは次のとおりです。

  • 市場価格に近い金額で売却できる可能性がある
  • 競売よりも売却価格が高くなるケースが多い
  • 引っ越し時期を調整しやすい
  • 周囲に事情を知られにくい
  • 売却後の残債について金融機関と相談しながら返済方法を決められる場合がある

特に売却価格が高くなれば、その分だけ住宅ローンの残債を減らせる可能性があります。

また、通常の不動産売却と同じように販売活動を行うため、近隣住民に競売であることを知られにくい点も大きなメリットです。

任意売却のデメリット

一方で、任意売却には注意点もあります。

主なデメリットは次のとおりです。

  • 金融機関(債権者)の同意が必要
  • 売却できる期間が限られている
  • 必ず希望価格で売却できるわけではない
  • 売却後も住宅ローンが残る場合がある

住宅ローンを長期間滞納し、競売の手続きが進みすぎると任意売却ができなくなるケースもあります。

そのため、「まだ大丈夫」と考えず、返済が難しいと感じた段階で早めに相談することが重要です。

任意売却は、次のような方に向いています。

  • 住宅ローンの返済が難しくなってきた
  • 競売になる前にできるだけ高く売却したい
  • 売却後の残債を少しでも減らしたい
  • 引っ越し時期を調整したい
  • 周囲に事情を知られず売却したい

一方で、住宅ローンを完済できる場合は、通常売却の方が自由度が高く、売却条件も決めやすくなります。

返済が厳しいと感じたら、競売が始まる前に任意売却に対応している不動産会社へ相談し、自分に合った売却方法を検討するとよいでしょう。

任意売却ができる条件

任意売却は、住宅ローンの返済が苦しくなったからといって、必ず利用できるわけではありません。

金融機関(債権者)の同意を得られることや、競売の手続きが進みすぎていないことなど、いくつかの条件を満たす必要があります。

ここでは、任意売却ができるケースやできないケース、相談するタイミングについて解説します。

住宅ローンを滞納すると任意売却できる?

任意売却は、住宅ローンの返済が難しくなり、滞納が始まった段階で検討されるケースが一般的です。

住宅ローンを数か月滞納すると、金融機関から督促や催告が行われ、その後、保証会社による代位弁済が実施されることがあります。

この段階になると、金融機関や保証会社と相談しながら任意売却を進めるケースが多くなります。

ただし、「滞納してから相談すればよい」というわけではありません。

住宅ローンの返済が厳しいと感じた時点で相談すれば、通常売却を含めてより多くの選択肢を検討できます。

返済を続けることが難しい場合は、できるだけ早めに不動産会社や金融機関へ相談することが大切です。

任意売却できないケース

任意売却は、次のようなケースでは利用できない場合があります。

  • 金融機関(債権者)の同意を得られない場合
  • 競売の手続きが進みすぎている場合
  • 共有者全員の同意を得られない場合
  • 買主が見つからないまま競売開始日を迎えた場合

特に重要なのが、金融機関の承諾です。

任意売却では、売却価格や残債の返済方法について金融機関との協議が必要になります。

また、夫婦や親子などの共有名義になっている場合は、共有者全員の同意がなければ売却できません。

売却活動を始める時期が遅くなるほど選択肢は少なくなるため、早めの相談が成功のポイントになります。

任意売却できる期間

任意売却ができる期間に明確な期限はありませんが、一般的には競売の手続きが本格化する前までが目安になります。

競売の開始決定後でも任意売却できるケースはありますが、手続きが進むほど売却できる期間は短くなります。

そのため、住宅ローンを滞納してから時間が経過している場合は、できるだけ早く相談することが重要です。

「まだ競売通知が届いていないから大丈夫」と考えていると、十分な売却活動ができない可能性もあります。

少しでも住宅ローンの返済に不安を感じたら、早めに任意売却に対応している不動産会社へ相談し、現在の状況を確認してもらいましょう。

任意売却の流れ

任意売却は、通常の不動産売却とは異なり、金融機関との協議を行いながら進めます。

流れを事前に理解しておくことで、必要な準備や相談のタイミングが分かり、スムーズに売却を進めやすくなります。

任意売却の相談

最初に行うのは、任意売却に対応している不動産会社への相談です。

現在の住宅ローン残高や滞納状況、物件の状況などを確認し、任意売却が可能かどうかを判断します。

相談時には、住宅ローンの返済予定表や残高が分かる書類、固定資産税納税通知書などを用意しておくとスムーズです。

また、この段階で金融機関との交渉方法や売却スケジュールについても説明を受けられます。

不動産会社による査定・債権者との交渉

相談後は、不動産会社が物件を査定し、市場価格や売却可能価格を算出します。

その査定結果をもとに、金融機関(債権者)と売却価格や返済条件について交渉を進めます。

任意売却では、金融機関が売却価格に同意しなければ売却できません。

そのため、任意売却の経験が豊富な不動産会社へ依頼することが重要です。

また、複数の不動産会社から査定や提案を受けることで、より納得できる販売戦略を選びやすくなります。

売却活動・契約・引き渡し

金融機関の承諾が得られた後は、通常の不動産売却と同じように買主を募集します。

購入希望者が見つかれば売買契約を締結し、決済・引き渡しを行います。

売却代金は住宅ローンの返済に充てられ、完済できなかった残債については金融機関と相談しながら返済方法を決めるのが一般的です。

任意売却は、通常売却よりも手続きが複雑になりますが、競売を回避し、市場価格に近い金額で売却できる可能性があります。

そのため、住宅ローンの返済が難しいと感じたら、一人で悩まず、できるだけ早い段階で専門の不動産会社へ相談することが大切です。

任意売却にかかる費用

任意売却では、通常の不動産売却と同様に仲介手数料や各種費用が発生します。

しかし、「住宅ローンを滞納しているのに費用を支払えるのだろうか」と不安に感じる方も少なくありません。

実際には、任意売却では売却代金から費用を精算できるケースが多く、手元にまとまった資金がなくても手続きを進められる場合があります。

ここでは、任意売却で発生する主な費用や自己負担の有無について解説します。

仲介手数料

任意売却でも、不動産会社へ仲介を依頼するため仲介手数料が発生します。

ただし、多くの場合は売却代金の中から支払われるため、売主があらかじめ現金で用意する必要はありません。

仲介手数料は宅地建物取引業法で上限額が定められており、不動産会社が自由に高額な手数料を請求できるものではありません。

任意売却では、金融機関(債権者)の承諾を得て、売却代金から仲介手数料を精算するケースが一般的です。

そのため、手元にまとまった資金がない場合でも、任意売却を進められる可能性があります。

税金・諸費用

任意売却では、仲介手数料以外にも次のような費用が発生することがあります。

  • 抵当権抹消登記にかかる費用
  • 司法書士への報酬
  • 売買契約書に貼付する印紙税
  • 測量費や境界確認費用
  • マンションの管理費・修繕積立金の滞納分

これらの費用についても、金融機関との協議により、売却代金から支払うことが認められる場合があります。

ただし、すべての費用が必ず認められるわけではありません。

物件の状態や債権者の判断によって取り扱いが異なるため、売却を始める前に不動産会社へ確認しておきましょう。

費用は自己負担になる?

任意売却では、仲介手数料や登記費用などを売却代金から精算できるケースが多いため、売主が自己資金を用意しなくても手続きを進められる場合があります。

また、金融機関の承諾が得られれば、売却代金の中から引っ越し費用を確保できるケースもあります。

ただし、引っ越し費用が必ず認められるわけではなく、金額や取り扱いは債権者によって異なります。

「任意売却には費用が一切かからない」と断定する不動産会社には注意が必要です。

相談時には、自己負担となる可能性がある費用や、売却代金から精算できる範囲について具体的に確認しておきましょう。

任意売却を成功させるポイント

任意売却では、金融機関との調整や競売までの期限を意識しながら売却を進める必要があります。

そのため、通常の不動産売却以上に、不動産会社選びや相談するタイミングが重要です。

ここでは、任意売却を成功させるために押さえておきたいポイントを解説します。

任意売却に強い不動産会社を選ぶ

任意売却では、買主を探すだけでなく、金融機関との連絡や売却価格の調整、抵当権抹消に向けた手続きなどが必要です。

そのため、一般的な不動産売却の経験だけでなく、任意売却に関する知識や実績を持つ不動産会社を選ぶことが重要です。

任意売却の実績が豊富な会社であれば、債権者との協議や必要書類の準備もスムーズに進めやすく、競売開始までの限られた期間でも効率よく売却活動を行えます。

なお、大手不動産会社だからといって、すべての店舗や担当者が任意売却に詳しいとは限りません。

相談する際は、次のポイントを確認すると安心です。

  • 任意売却の相談実績・成約実績があるか
  • 金融機関や保証会社との交渉に対応できるか
  • 弁護士や司法書士などの専門家と連携しているか
  • 競売までのスケジュールを踏まえた販売計画を提案してくれるか
  • 売却後の残債や返済方法についても説明してくれるか

また、「必ず任意売却できます」「引っ越し費用を必ず確保できます」といった断定的な説明をする会社には注意が必要です。

任意売却の可否や売却代金の配分は、最終的には金融機関などの債権者が判断します。

メリットだけでなくリスクについても丁寧に説明し、利用者の立場で提案してくれる不動産会社を選びましょう。

できるだけ早く相談する

任意売却は、相談が早いほど売却活動に使える時間が長くなり、選択肢も広がります。

住宅ローンの滞納が続いて競売の手続きが進むと、任意売却を完了させるまでの期間が短くなります。

販売期間が短ければ、買主を十分に探せず、価格を下げなければならなくなる可能性もあります。

まだ滞納していない場合でも、今後の返済が難しいと分かった段階で相談して問題ありません。

早い段階で相談すれば、任意売却だけでなく、返済条件の変更や通常売却など、ほかの方法を検討できる場合もあります。

複数社を比較して依頼先を決める

任意売却を依頼する不動産会社は、最初に相談した1社だけで決めず、可能であれば複数社を比較しましょう。

不動産会社によって、査定価格や販売方法、任意売却の経験、金融機関との調整力は異なります。

ただし、査定額が最も高い会社を選べばよいとは限りません。

任意売却では、金融機関が売却価格を認めるか、期限までに現実的に売却できるかという点も重要です。

複数社を比較する際は、次の項目を確認しましょう。

  • 査定価格の根拠が明確か
  • 任意売却の実績があるか
  • 販売スケジュールが現実的か
  • 債権者との調整方法を説明してくれるか
  • 担当者へ相談しやすいか

なお、一般的な不動産一括査定サービスは、任意売却専門のサービスではありません。

住宅ローンを完済できる見込みがある場合は、一括査定サービスで査定価格を比較するのも有効です。

一方で、すでに住宅ローンを滞納している場合や競売の手続きが始まっている場合は、任意売却の実績がある不動産会社へ直接相談した方がスムーズに進められるでしょう。

査定額だけで判断せず、任意売却の経験や説明の分かりやすさ、担当者の対応などを総合的に比較して依頼先を決めることが、任意売却を成功させるポイントです。

任意売却に関するよくある質問

最後に、任意売却についてよく寄せられる質問にお答えします。

任意売却するとブラックリストに載る?

任意売却をしたこと自体が原因で、いわゆる「ブラックリスト」に載るわけではありません。

信用情報に影響する主な理由は、住宅ローンを長期間滞納したことです。

住宅ローンの返済を数か月以上滞納すると、信用情報機関へ延滞情報が登録され、新たな住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードの審査に影響する可能性があります。

つまり、信用情報に影響するのは任意売却ではなく、住宅ローンの滞納です。

任意売却は、競売を避けながら住宅ローン問題を整理するための方法と考えるとよいでしょう。

残った住宅ローンはどうなる?

任意売却をしても、売却代金で住宅ローンを完済できなかった場合は、残ったローン(残債)の返済義務はなくなりません。

ただし、多くの場合は金融機関や保証会社と相談し、現在の収入や生活状況に応じた無理のない返済方法を決めることになります。

毎月数千円から数万円程度の返済となるケースもあり、一括返済を求められるとは限りません。

返済条件は状況によって異なるため、任意売却を進める前に金融機関や不動産会社へ確認しておきましょう。

家に住み続けられる?

原則として、任意売却後は売却した住宅から退去する必要があります。

ただし、買主が親族や投資家である場合には、その住宅を賃貸として借り続けられるケースもあります。

これを「リースバック」と呼びます。

すべてのケースで利用できるわけではありませんが、「子どもの学校を変えたくない」「すぐに引っ越しできない」といった事情がある場合は、相談してみる価値があります。

家族や勤務先に知られる?

任意売却は通常の不動産売却と同じように販売活動を行うため、競売と比べると周囲に事情を知られにくいといわれています。

競売では裁判所の公告などにより物件情報が公開されますが、任意売却にはそのような手続きはありません。

ただし、不動産会社による内覧や売却活動は行われるため、近隣住民が売却に気付く可能性はあります。

また、勤務先へ任意売却の事実が通知されることは基本的にありません。

できるだけ周囲に知られず売却したい場合は、そのような配慮に慣れている不動産会社へ相談すると安心です。

任意売却と自己破産はどちらがいい?

任意売却と自己破産は目的が異なるため、どちらがよいとは一概にはいえません。

任意売却は、住宅を売却して住宅ローン問題を整理する方法です。

一方、自己破産は裁判所の手続きを利用して借金の返済義務を免除してもらう制度です。

住宅ローン以外にも多額の借金があり、今後の返済が困難な場合は、自己破産を含めて弁護士へ相談した方がよいケースもあります。

まずは任意売却で解決できる状況なのか、それとも債務整理が必要なのかを専門家へ相談し、自分に合った方法を選びましょう。

まとめ

任意売却は、住宅ローンの返済が難しくなった場合に、金融機関の同意を得て市場で不動産を売却する方法です。

競売と比べて市場価格に近い金額で売却できる可能性があり、引っ越し時期を調整しやすいなどのメリットがあります。

一方で、金融機関との交渉や限られた期間の中で売却活動を進める必要があるため、任意売却の実績が豊富な不動産会社へ早めに相談することが成功のポイントです。

住宅ローンの返済に不安を感じたら、一人で悩み続けるのではなく、できるだけ早く専門家へ相談しましょう。

相談が早いほど選択肢が広がり、競売を回避できる可能性も高まります。

まずは複数の不動産会社へ相談し、自分の状況に合った売却方法や解決策を提案してもらうことをおすすめします。

【2026年版】マンションを高く売るには?売却のコツとおすすめ不動産会社を解説

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「マンションを高く売りたいけれど、どこに相談すればいいのか分からない…」

そう感じている方はとても多く、実際、不動産会社の選び方ひとつで売却価格が数百万円単位で変わることも珍しくありません。

さらに、担当者の力量・販売戦略・広告量などによって成約スピードも大きく異なり、同じマンションでも“高く売れる会社”と“安くなる会社”がはっきり分かれるのが実情です。

この記事では、最新の市場動向をふまえて、

  • マンションを高く売るために重要なポイント
  • 信頼できる不動産会社の見極め方
  • 売却を成功させる具体的な流れ

を、初めて売却する人にも分かりやすく解説します。

なお、高く売るための第一歩は、売却を依頼する会社を決める前に複数社の査定額や販売戦略を比較することです。この記事では、その理由もあわせて解説します。

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マンションを高く売るために押さえておきたい4つのポイント

マンションを高く売るためには、知名度の高い不動産会社を選ぶだけでは十分ではありません。

売却価格は、査定の取り方や不動産会社の販売力、売り出し価格、売却のタイミングなど、さまざまな要素によって左右されます。

同じマンションでも、不動産会社によって査定額や販売戦略が異なるため、依頼先や売り方によって最終的な売却価格に差が生じることも珍しくありません。

ここでは、マンションをできるだけ高く、納得できる条件で売却するために押さえておきたい4つのポイントを解説します。

複数社の査定を比較し、売却相場を把握する

マンションを高く売るための第一歩は、複数の不動産会社へ査定を依頼し、自分のマンションの売却相場を把握することです。

不動産会社によって、査定時に重視する項目や保有している購入希望者、得意とするエリアは異なります。そのため、同じマンションでも査定額に差が出ることがあります。

最初に相談した1社だけで売却を進めると、提示された査定額が適正なのか判断できません。

また、単に高い査定額を提示した会社を選べばよいわけでもありません。契約を取るために高い査定額を提示し、売却開始後に値下げを提案する会社もあるためです。

複数社を比較する際は、次の項目を確認しましょう。

  • 査定額とその根拠
  • 周辺のマンション売却相場
  • 想定される売却期間
  • 広告や販売活動の内容
  • 値下げを行う場合の方針

査定額だけでなく、「なぜその価格で売れると考えたのか」まで比較することで、適正な売り出し価格を判断しやすくなります。

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マンション売却の実績と販売力で不動産会社を選ぶ

マンションの売却相場を把握した後は、実際に売却を任せる不動産会社を選びます。

不動産会社を選ぶ際は、査定額の高さだけでなく、マンションの売却実績や販売戦略、担当者の対応力まで確認することが大切です。

特に確認しておきたいのは、次のようなポイントです。

  • 同じエリアや類似マンションの売却実績があるか
  • どのような購入希望者へ物件を紹介するのか
  • 不動産ポータルサイトや広告をどのように活用するのか
  • 査定額や販売計画について具体的な根拠を説明できるか
  • 売却活動の状況を定期的に報告してくれるか

また、不動産会社の仲介方法にも注目しましょう。

売主と買主の両方から仲介手数料を受け取る取引は「両手仲介」、売主または買主のどちらか一方だけを担当する取引は「片手仲介」と呼ばれます。

両手仲介そのものが問題というわけではありませんが、自社で買主を見つけることを優先し、ほかの不動産会社からの購入希望者を紹介しない「囲い込み」が行われると、売却の機会を逃す可能性があります。

できるだけ多くの購入希望者へ物件情報を届けたい場合は、売主側の利益を重視した仲介体制かどうかも確認しておきましょう。

売主側に寄り添った仲介会社を選びたい方へ

SREリアルティでは、売主と買主を別の担当者が受け持つ片手仲介のエージェント制を採用しています。

売主側の担当者は売却活動に専念するため、売主の利益を重視した販売戦略や価格交渉を期待できます。

「安く売られたくない」「囲い込みが不安」「売却に詳しい担当者へ相談したい」という方は、選択肢のひとつとして検討してみましょう。

なお、対応エリアは限られているため、売却予定のマンションが対象地域に含まれているか、公式サイトで確認してください。

※相談・査定は無料です。

囲い込みや両手仲介について詳しく知りたい方へ
不動産会社が両手仲介を優先すると、他社からの購入希望者を紹介しない「囲い込み」が行われる可能性があります。
片手仲介と両手仲介の違いや、囲い込みの見抜き方・対策については、以下の記事で詳しく解説しています。

売り出し価格と販売戦略を慎重に決める

マンションを高く売りたいからといって、売り出し価格を必要以上に高く設定するのはおすすめできません。

相場よりも高すぎる価格で売り出すと、購入希望者の候補から外れやすくなり、内覧の申し込みが集まらない可能性があります。

売れない期間が長くなると、何度も値下げをすることになり、購入希望者から「長期間売れ残っている物件」と見られることもあります。

一方、早く売ることを優先して相場より安く売り出すと、本来得られたはずの利益を失いかねません。

売り出し価格を決める際は、次の内容をもとに判断しましょう。

  • 同じマンション内の過去の成約価格
  • 周辺にある類似物件の売り出し価格
  • 現在販売されている競合物件の数
  • 築年数や階数、方角、室内の状態
  • 住宅ローン残高や売却期限

また、マンション売却では価格だけでなく、物件写真の質や広告の掲載先、内覧への対応なども成約価格に影響します。

不動産会社と相談しながら、どの価格で売り出し、どのような購入希望者へアプローチするのかを具体的に決めることが重要です。

売却時期を見極める

マンションを高く売るためには、売却するタイミングも重要です。

一般的に、不動産市場が活発になる春(1~3月頃)や秋(9~11月頃)は購入希望者が増えやすく、比較的売却しやすい時期といわれています。

ただし、エリアや物件の条件によって需要は異なるため、「繁忙期まで待てば必ず高く売れる」というわけではありません。

また、住み替えや相続、離婚などで売却期限が決まっている場合は、時期だけにこだわりすぎると売却計画に影響することもあります。

そのため、高く売ることだけでなく、「いつまでに売却したいのか」というスケジュールも考慮したうえで、売り出すタイミングを決めることが大切です。

売却時期に迷った場合は、地域の市場動向に詳しい不動産会社へ相談し、現在の相場や競合物件の状況を踏まえて売却計画を立てるとよいでしょう。

マンション売却はどこに依頼するのがベスト?

マンション売却の依頼先は、査定額の高さだけで決めるのではなく、売却実績や販売戦略、担当者の対応力まで比較して選ぶことが大切です。

不動産会社によって、得意とするエリアや物件の種類、保有している購入希望者、広告の出し方などは異なります。

同じマンションでも、依頼する会社によって売却までの期間や最終的な成約価格に差が出る可能性があります。

そのため、「大手だから安心」「査定額が最も高かったから」という理由だけで、すぐに1社へ決めるのはおすすめできません。

全国規模の販売網や広告力を持つ大手不動産会社が向いているケースもあれば、地域の相場や購入希望者に詳しい地元密着型の会社が適しているケースもあります。

大切なのは、会社の知名度だけで判断せず、売却予定のマンションと相性のよい会社を見極めることです。

不動産会社を選ぶときのポイント

マンション売却を依頼する不動産会社を比較するときは、次のポイントを確認しましょう。

  • 売却予定のエリアでマンションの取引実績があるか
  • 類似するマンションの売却事例を持っているか
  • 査定額の根拠を具体的に説明してくれるか
  • 広告の掲載先や販売活動の内容が明確か
  • 購入希望者への内覧対応や価格交渉に強いか
  • 売却活動の状況を定期的に報告してくれるか
  • 担当者が質問や要望に丁寧に対応してくれるか

特に注意したいのが、査定額だけを見て依頼先を決めることです。

高い査定額を提示されたとしても、その価格で売却できる根拠が十分でなければ、売り出し後に値下げを繰り返すことになる可能性があります。

査定額を比較するときは、金額だけでなく、周辺の成約事例や競合物件の状況、想定される売却期間まで確認しましょう。

また、マンション売却では、会社の規模だけでなく、実際に売却を担当する営業担当者との相性も重要です。

同じ不動産会社でも、担当者によって経験や提案力、対応の早さに差があります。

相談した際に、メリットだけでなく売却時のリスクや注意点まで説明してくれるか、質問に対して具体的に回答してくれるかを確認しましょう。

なお、最初から大手不動産会社か地元密着型の会社のどちらか一方に絞る必要はありません。

それぞれに次のような強みがあります。

不動産会社の種類主な強み
大手不動産会社広告力や販売ネットワークが広く、多くの購入希望者へ物件情報を届けやすい
地域密着型の会社地域の相場や生活環境に詳しく、地元の購入希望者へ細かくアプローチしやすい

大手と地域密着型の両方へ相談し、査定額や販売方針を比べることで、自分のマンションに適した会社を判断しやすくなります。

最終的には、査定額、売却実績、販売戦略、担当者の対応を総合的に比較し、納得できる提案をしてくれる会社へ依頼しましょう。

次の章では、マンション売却の依頼先として候補に挙がりやすい不動産会社を紹介します。

対応エリアや得意分野を確認しながら、自分のマンションに合う会社を比較してみてください。

マンション売却でよく選ばれる仲介会社5選

マンション売却を依頼できる不動産会社は数多くありますが、対応エリアや得意とする物件、販売方法は会社によって異なります。

ここでは、マンションの売買仲介実績や販売サポート、独自のサービスなどをもとに、売却の相談先として検討したい不動産会社を5社紹介します。

順位を付けたものではないため、それぞれの特徴や対応エリアを比較し、自分のマンションに合う会社を選びましょう。

SREリアルティ|売主側に特化したエージェント制

SREリアルティ

SREリアルティは、売却エージェントが原則として買主側の担当を兼務せず、売主側の立場で売却活動を行う不動産会社です。

売主の希望条件に合う買主を幅広く探し、売却価格や販売時期を踏まえた売却戦略を提案してもらえます。

SREリアルティの特徴

  • 売却活動に特化した売却エージェントが担当
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  • AIを活用したマンション価格情報も提供

向いている人:売主側の利益を重視した仲介会社へ相談したい人、囲い込みや両手仲介に不安がある人

注意点:全国すべての地域に対応しているわけではありません。売却予定のマンションが対応エリアに含まれているか、事前に確認してください。

東急リバブル|販売サポートや売却保証が充実

東急リバブル

東急リバブルは、マンションや一戸建て、土地など、幅広い不動産の売買仲介を行う大手不動産会社です。

物件の魅力を購入希望者へ伝えるため、プロカメラマンによる撮影や水まわりのクリーニング、CGを活用したリフォームイメージなど、多様な売却サポートを用意しています。

東急リバブルの特徴

  • 幅広いエリアで不動産売買をサポート
  • 物件写真や室内の印象を高めるサービスが充実
  • 一定期間売れなかった場合に備える売却保証を用意

向いている人:大手の販売力を活用したい人、保証や売却サポートも重視したい人

注意点:利用できるサービスや適用条件は、物件やエリア、媒介契約の種類によって異なります。

三菱地所ハウスネット|三菱地所グループの総合力を活用

三菱地所ハウスネット

三菱地所ハウスネットは、「三菱地所の住まいリレー」を通じて、マンションや一戸建て、土地の売買仲介を行っています。

三菱地所グループのネットワークを活用した販売活動に加え、プロカメラマンによる撮影やハウスクリーニング、住宅設備の検査・保証など、売却を支えるサービスが用意されています。

三菱地所ハウスネットの特徴

  • 三菱地所グループのネットワークを活用
  • マンションの取扱実績が豊富
  • 撮影・清掃・住宅設備保証などのサポートを用意

向いている人:三菱地所グループのマンションを売却する人、売却後の保証やサポートを重視したい人

注意点:査定や仲介に対応していない地域もあるため、公式サイトで対象エリアを確認してください。

大京穴吹不動産|マンション売却と買取の両方に対応

大京穴吹不動産

大京穴吹不動産は、北海道から沖縄まで営業拠点を展開し、マンションを中心とした売買仲介や買取を行っています。

仲介による売却だけでなく、早期現金化を目指す即時買取や、一定期間仲介で売れなかった場合の買取保証など、売主の事情に合わせた売却方法を相談できます。

大京穴吹不動産の特徴

  • マンションの売買仲介や買取実績が豊富
  • 全国各地に営業拠点を展開
  • 即時買取・買取保証・リースバックを用意

向いている人:マンション売却に詳しい会社へ相談したい人、仲介と買取の両方を比較したい人

注意点:営業拠点がない地域もあります。また、買取は仲介より売却価格が低くなる可能性があります。

野村不動産ソリューションズ|ノムコムを活用した販売活動

野村不動産ソリューションズ

野村不動産ソリューションズは、「野村の仲介プラス」のブランドで、居住用マンションや一戸建て、土地、投資用不動産などの売買仲介を行っています。

自社で不動産情報サイト「ノムコム」を運営しており、物件情報や写真を活用しながら購入希望者へアプローチできる点が特徴です。

野村不動産ソリューションズの特徴

  • 「野村の仲介プラス」で不動産売買をサポート
  • 不動産情報サイト「ノムコム」を運営
  • 居住用から投資用まで幅広い不動産に対応

向いている人:インターネットを活用した販売活動を重視したい人、野村不動産グループのサービスへ相談したい人

注意点:個人向け仲介の店舗は全国すべての地域にあるわけではないため、対応エリアを確認する必要があります。

不動産会社ごとに、対応エリアや得意な物件、販売サポートの内容は異なります。

SREリアルティのような売主側に特化した会社、大手の販売網を持つ会社、マンション売却や買取に強い会社などを比較し、自分の希望に合う会社へ相談しましょう。

なお、公式サイトに掲載されているサービスであっても、物件や地域によって利用できない場合があります。査定を依頼する際は、対象エリアや適用条件もあわせて確認してください。

マンションの売却エリアに合った不動産会社の選び方

マンション売却では、全国展開している大手不動産会社であっても、すべての地域で同じ販売力を発揮できるとは限りません。

営業店舗の数や購入希望者の登録状況、担当者が持つ地域情報などによって、得意とするエリアは異なります。

不動産会社を選ぶときは、会社の知名度だけでなく、売却するマンションがある地域での取引実績や販売体制を確認することが大切です。

首都圏のマンションを売却する場合

東京・神奈川・埼玉・千葉では、大手不動産会社や売却専門の仲介会社など、比較できる選択肢が多い傾向にあります。

首都圏のマンションを売却するときは、次のような会社を比較してみましょう。

  • 同じ沿線や市区町村でマンションの売却実績がある会社
  • 購入希望者への集客力や広告展開に強みがある会社
  • 売主側の立場を重視した販売戦略を提案する会社
  • タワーマンションや高価格帯物件など、物件の特徴に合った実績がある会社

SREリアルティ東急リバブル三菱地所ハウスネットなども候補になりますが、同じ会社でも店舗や担当者によって得意な地域は異なります。

会社名だけで判断せず、周辺マンションの成約事例や想定する購入者層まで確認しましょう。

関西圏のマンションを売却する場合

大阪・京都・兵庫・奈良などの関西圏では、大手不動産会社に加えて、沿線や地域に強い不動産会社も有力な候補になります。

関西圏で不動産会社を選ぶときは、次のポイントを確認しましょう。

  • 売却予定の市区町村や沿線に営業拠点があるか
  • 同じマンションや近隣物件の売却経験があるか
  • 関西圏の購入希望者へ物件情報を届けられるか
  • 仲介だけでなく、買取や買取保証も相談できるか

SREリアルティは大阪府・兵庫県・京都府・奈良県にも対応しています。また、大京穴吹不動産住友不動産ステップなど、関西圏に営業拠点を持つ会社も比較対象になります。

ただし、サービスエリア内でも物件の所在地や条件によって取り扱いできない場合があるため、査定依頼前に確認してください。

地方都市や郊外のマンションを売却する場合

札幌・仙台・広島・福岡などの地方都市や郊外では、大手不動産会社だけでなく、地域密着型の会社も重要な選択肢になります。

地域密着型の会社は、地元の相場や生活環境、購入希望者の傾向に詳しく、地域内のネットワークを活用した販売活動を期待できる場合があります。

一方、大手不動産会社には、広い広告網やブランド力、全国規模の購入希望者データなどの強みがあります。

地方都市や郊外では、次のような組み合わせで比較するのがおすすめです。

  • 全国または広域展開している大手不動産会社
  • 都道府県や市区町村を中心に営業する地域密着型の会社
  • マンション売却や買取を得意とする会社

地域密着型の会社を選ぶ際は、会社の規模だけでなく、近隣マンションの売却実績、広告方法、担当者の説明内容まで確認しましょう。

大手と地域密着型の両方を比較する

不動産会社は、大手または地域密着型のどちらか一方に最初から絞る必要はありません。

それぞれの会社には、次のような違いがあります。

会社の種類主な強み確認したい点
大手不動産会社広告力や販売網が広く、幅広い購入希望者へアプローチしやすい売却エリアの取引実績や担当店舗の販売力
地域密着型の会社地域相場や生活環境に詳しく、地元の購入希望者へ提案しやすい集客方法や広告の掲載先、過去の成約実績

複数の会社へ査定を依頼し、査定額だけでなく、販売戦略や売却実績、担当者の対応を比較することで、自分のマンションに合う依頼先を見つけやすくなります。

特に地方都市や郊外では、大手と地域密着型の会社をそれぞれ候補に入れ、提案内容を比較するとよいでしょう。

買取と仲介、どちらを選ぶべき?

マンションの売却方法には、大きく分けて「仲介」と「買取」の2種類があります。

どちらが適しているかは、「できるだけ高く売りたい」のか、「早く確実に売却したい」のかによって異なります。

まずは、それぞれの特徴を確認してみましょう。

仲介の特徴

仲介とは、不動産会社に買主を探してもらい、一般の購入希望者へ売却する方法です。

市場価格に近い金額で売却できる可能性が高く、時間をかけてでも高値で売りたい人に向いています。

  • メリット:市場価格に近い金額で売却できる可能性が高い
  • デメリット:買主が見つかるまで時間がかかる場合がある
  • 向いている人:できるだけ高く売りたい人、売却時期に余裕がある人

買取の特徴

買取とは、不動産会社が直接マンションを買い取る売却方法です。

買主を探す必要がないため、短期間で売却でき、現金化までのスピードが早い点が特徴です。

  • メリット:短期間で売却しやすく、価格が早い段階で確定する
  • デメリット:仲介で売却する場合と比べると、売却価格は低くなる傾向がある(物件によっては2~3割程度差が出るケースもある)
  • 向いている人:早く現金化したい人、契約不適合責任の負担をできるだけ抑えたい人

仲介と買取の違いを比較

比較項目仲介買取
売却価格高く売れる可能性が高い仲介より低くなる傾向
売却スピード買主次第短期間で売却しやすい
現金化時間がかかる場合がある比較的早い
おすすめの人高く売りたい人早く売却したい人

売却を急いでいないのであれば、まずは仲介で売却活動を行い、市場価格に近い金額での売却を目指すのがおすすめです。

一方、住み替えや相続などで売却期限が決まっている場合は、買取を選択した方がスムーズに進むケースもあります。

最近では、一定期間仲介で売却活動を行い、売れなかった場合は事前に決めた価格で買い取る「買取保証」を用意している不動産会社もあります。

マンション買取について詳しく知りたい方へ
「できるだけ早く売りたい」「仲介では売れなかった」「内覧対応をせずに売却したい」という方は、不動産会社による買取という選択肢もあります。
買取のメリット・デメリットや買取相場、おすすめの買取業者については、こちらの記事で詳しく解説しています。

一括査定を活用して売却価格を比較しよう

マンションを少しでも高く売却したいのであれば、最初から1社だけに相談するのではなく、複数の不動産会社を比較することが重要です。

その際に便利なのが、不動産会社へまとめて査定依頼ができる「一括査定サイト」です。

査定額だけでなく、販売戦略や担当者の提案内容まで比較できるため、自分に合った不動産会社を見つけやすくなります。

一括査定サイトとは?

一括査定サイトとは、物件情報を一度入力するだけで、複数の不動産会社へ同時に査定を依頼できる無料サービスです。

各社から査定価格や売却プランが提示されるため、それぞれの違いを比較しながら依頼先を検討できます。

  • 1回の入力で複数の不動産会社へ査定依頼できる
  • 査定額や販売戦略、担当者の対応を比較できる
  • 利用料は無料

マンション売却では、不動産会社によって査定額や販売方法が異なるため、複数社を比較することが高値売却への第一歩です。

一括査定を利用するメリット

査定額を比較できる

同じマンションでも、不動産会社によって査定額に差が生じることがあります。

複数社の査定結果を比較することで、相場とかけ離れた査定額や、根拠のある査定を見極めやすくなります。

販売戦略の違いが分かる

査定額だけでなく、広告方法や販売計画、ターゲットとなる購入希望者など、不動産会社ごとの提案内容も比較できます。

価格だけではなく、「どのように売るのか」を確認することが、高値売却につながるポイントです。

担当者を比較できる

売却価格は、不動産会社だけでなく担当者の提案力や対応力によっても変わります。

査定時の説明の分かりやすさやレスポンスの早さ、質問への回答内容なども比較し、安心して任せられる担当者を選びましょう。

一括査定を利用するときの注意点

  • 査定額だけで判断しない
    高い査定額だからといって、その価格で売却できるとは限りません。査定価格の根拠や販売戦略まで確認しましょう。
  • 担当者との相性も確認する
    売却活動は数か月に及ぶこともあります。説明が丁寧で相談しやすい担当者を選ぶことも大切です。
  • 3~6社程度を比較する
    比較する会社が少なすぎると判断材料が不足し、多すぎると対応が大変になります。一般的には3~6社程度がおすすめです。

編集部おすすめの査定サービス

SUUMO不動産売却査定

マンション売却で最初に利用したいのが、SUUMO不動産売却査定です。

全国の大手不動産会社から地域密着型の会社まで幅広く提携しており、エリアを問わず複数社を比較できます。

査定額だけでなく、販売戦略や担当者の提案内容まで比較しやすいため、「どの会社へ依頼すればよいか分からない」という方にもおすすめです。

まずはSUUMOで複数社の査定を比較し、売却価格の相場を把握することから始めましょう。

SREリアルティ

首都圏・関西圏の対象エリアで売却する場合は、SREリアルティも比較候補に入れておきたい不動産会社です。

売主側の利益を重視した売却支援に力を入れており、買取保証などのサービスを用意している物件もあります。

一括査定サービスではありませんが、SUUMOなどで複数社を比較する際にあわせて相談すると、より納得できる売却先を選びやすくなるでしょう。

迷ったら複数社を比較することから始めよう

マンション売却では、最初に相談する不動産会社によって査定額や販売戦略が大きく変わることがあります。

そのため、1社だけの提案で判断するのではなく、複数社を比較したうえで、自分のマンションに合った会社を選ぶことが大切です。

まずは一括査定サービスを利用して売却相場を把握し、販売戦略や担当者の対応まで比較したうえで、信頼できる不動産会社へ依頼しましょう。

です。最初は労力をかけることで、より満足のいく売却結果を手にすることができるでしょう。

マンション売却に関するよくある質問

最後に、マンション売却を検討している方からよく寄せられる質問をまとめました。

査定価格と実際の売却価格は違う?

はい、異なります。

査定価格は、過去の成約事例や周辺相場をもとに算出された「売却価格の目安」です。

実際の売却価格は、市場の需要や売り出し価格、販売戦略などによって変動します。

そのため、査定額だけで判断するのではなく、「なぜその価格になるのか」という根拠や販売プランまで確認することが大切です。

一括査定サイトを利用すると営業電話が増える?

一括査定サイトを利用すると、不動産会社から連絡が入ります。

ただし、多くの会社ではメールでのやり取りにも対応しており、査定依頼時に「メールでの連絡を希望」と伝えれば配慮してもらえるケースも少なくありません。

営業電話が心配な場合は、連絡方法を指定したうえで複数社を比較すると安心です。

大手と地域密着型の不動産会社はどちらがおすすめ?

どちらが適しているかは、マンションの所在地や売却条件によって異なります。

大手不動産会社は広告力や購入希望者のネットワークに強みがあり、地域密着型の会社は地元の相場や購入ニーズに詳しい傾向があります。

迷った場合は、大手と地域密着型の両方へ査定を依頼し、販売戦略や担当者の提案内容を比較するのがおすすめです。

築年数が古いマンションでも売れる?

はい、築年数が古いマンションでも売却は可能です。

特に立地や管理状態が良いマンションはもちろん、リノベーションを前提に購入を検討する人や投資目的の買主から需要があるケースもあります。

築年数だけで判断せず、適切な価格設定と販売戦略を立てることが重要です。

何社くらい査定を依頼するのがおすすめ?

一般的には、3~6社程度に査定を依頼するのがおすすめです。

比較する会社が少なすぎると相場や販売戦略を判断しにくく、多すぎると対応に時間がかかってしまいます。

査定額だけでなく、売却実績や販売方法、担当者の対応まで比較したうえで、自分に合った不動産会社を選びましょう。

まとめ|失敗しないマンション売却は、複数社を比較して信頼できる担当者を選ぶことが大切

マンション売却では、「どの不動産会社へ依頼するか」によって、売却価格や売却期間、満足度が大きく変わることがあります。

そのため、最初から1社に決めるのではなく、複数の不動産会社を比較し、自分のマンションに合った会社と担当者を選ぶことが成功への近道です。

最後に、この記事のポイントを振り返っておきましょう。

  • 複数の不動産会社へ査定を依頼し、査定額だけでなく販売戦略も比較する
  • 売却エリアやマンションの種類に強い不動産会社を選ぶ
  • 仲介と買取の違いを理解し、自分に合った売却方法を選択する
  • 担当者の提案力や対応の丁寧さも重要な判断材料になる
  • 一括査定サービスを活用して効率よく比較する

マンションの価値や不動産市場は、時間の経過とともに変化します。

「まだ売るか決めていない」という段階でも、現在の相場を知っておくことで、今後の住み替えや資金計画を立てやすくなります。

まずは一括査定サービスを利用して複数社の査定結果を比較し、自分のマンションに合った売却方法や不動産会社を見つけることから始めてみましょう。

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離婚したらマンションはどうする?売却・財産分与・住宅ローンの対処法を解説

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離婚する際は、マンションを売却するべきか、それともどちらかが住み続けるべきか悩む方も多いのではないでしょうか。

特に住宅ローンが残っている場合は、財産分与や住宅ローンの返済、名義変更など、さまざまな問題が関わるため、慎重な判断が必要になります。

また、離婚時の話し合いをスムーズに進めるためには、マンションが現在いくらで売れるのかを把握しておくことも大切です。

この記事では、離婚時のマンション売却や財産分与、住宅ローンが残っている場合の注意点、住み続けるケースについて分かりやすく解説します。

📖 目次

離婚したらマンションはどうする?最初に決めるべき3つの選択肢

離婚する際、マンションの扱いは大きく分けて次の3つの方法があります。

  • マンションを売却する
  • どちらか一方が住み続ける
  • 賃貸物件として貸し出す

どの方法が適しているかは、住宅ローンの残高やマンションの価値、子どもの有無、今後の生活設計によって異なります。

まずは現在の状況を整理し、それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで判断することが大切です。

選択肢メリット注意点
売却する現金化しやすく財産分与しやすい売却価格によっては住宅ローンが残ることがある
どちらかが住み続ける住環境を維持できる住宅ローンや名義の整理が必要
賃貸として貸し出す家賃収入を得られる可能性がある空室や修繕費などのリスクがある

特に住宅ローンが残っている場合は、売却価格によって今後の選択肢が大きく変わります。

そのため、離婚の話し合いを始める前に、マンションが現在いくらで売却できるのか査定しておくことをおすすめします。

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🏢 売る・住む・貸すで迷ったら
まずは現在の価値を確認

マンションの査定額が分かれば、住宅ローンを完済できるか、住み続けるべきかなどを判断しやすくなります。

SUUMOのマンション売却査定サービス

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複数社の価格や提案を比較したい方におすすめ。

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高値売却を目指したい方は比較しておきたい不動産会社です。

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査定を依頼しても、必ず売却する必要はありません。まずは現在の価値を確認し、離婚後の選択肢を整理してみましょう。

※査定・相談は無料です。SREリアルティは対応エリアをご確認ください。

売却する

離婚時にもっとも選ばれている方法がマンションを売却し、売却代金を財産分与する方法です。

住宅ローンを完済できれば、その後の金銭トラブルが起こりにくく、お互いが新しい生活を始めやすくなります。

一方で、住宅ローン残高より売却価格が低い「オーバーローン」の場合は、不足分を自己資金で補う必要があるケースもあります。

売却するかどうか判断するためにも、まずは現在の査定価格を把握しておくことが重要です。

どちらかが住み続ける

子どもの学区を変えたくない場合や、生活環境を維持したい場合は、夫または妻のどちらかが住み続けるケースもあります。

ただし、住宅ローンの契約者と実際に住む人が異なる場合や、共有名義になっている場合は注意が必要です。

金融機関との契約内容によっては、そのまま住み続けられないケースもあるため、事前に確認しておきましょう。

賃貸として貸し出す

すぐに売却せず、第三者へ貸し出して家賃収入を得るという方法もあります。

しかし、住宅ローンが残っている場合は、金融機関との契約によっては賃貸利用が認められないことがあります。

また、空室が続くと住宅ローンや管理費・修繕積立金を自己負担することになるため、収支計画を十分に検討したうえで判断することが大切です。

マンションが財産分与の対象になるのは?

離婚時には、婚姻期間中に夫婦で築いた財産は「共有財産」として財産分与の対象になります。

マンションも購入時期や住宅ローンの支払い状況によって、財産分与の対象になるかどうかが異なります。

まずは、自宅がどのケースに該当するのか確認してみましょう。

結婚前に支払いが終わっていた場合

結婚前に購入し、住宅ローンも完済していたマンションは、原則として財産分与の対象にはなりません。

これは婚姻前から所有していた「特有財産」と考えられるためです。

ただし、結婚後に大規模なリフォーム費用を夫婦の共有財産から支払っている場合などは、その部分が財産分与の対象となる可能性があります。

結婚後もローンを支払っている場合

婚姻期間中に住宅ローンを返済していた場合は、その返済額が夫婦の共有財産によって支払われていると考えられるため、マンションは財産分与の対象となるケースが一般的です。

特に住宅ローンが残っている場合は、マンションの査定額とローン残高の両方を確認しながら財産分与の方法を検討する必要があります。

婚姻中にマンションを相続した場合

相続によって取得したマンションは、婚姻中であっても原則として財産分与の対象にはなりません。

出典:特有財産とは?【弁護士が解説】|弁護士法人デイライト法律事務所

相続財産は特有財産として扱われるためです。

ただし、夫婦の共有財産で増改築を行った場合などは、その費用について個別に判断されることがあります。

親が頭金を出してくれていた場合

親から頭金の援助を受けてマンションを購入した場合は、そのお金が贈与なのか、夫婦どちらか個人への援助なのかによって扱いが異なります。

例えば、夫の親から夫個人へ贈与された頭金であれば、その部分は夫の特有財産として扱われる可能性があります。

一方で、それ以外の住宅ローン返済部分については共有財産となるケースも多いため、購入時の契約書や贈与の内容を確認しておくと安心です。

離婚前にマンション査定をしておくべき理由

離婚時のマンションに関するトラブルを減らすためには、まず現在の資産価値を把握しておくことが大切です。

住宅ローンが残っている場合は、「いくらで売れるのか」と「住宅ローンがあとどれくらい残っているのか」によって、売却するべきか住み続けるべきかの判断が変わります。

離婚の話し合いを始める前にマンションの査定を受けておけば、財産分与や今後の生活設計についても冷静に話し合いやすくなるでしょう。

現在の査定額が分かれば財産分与しやすい

マンションを財産分与する場合は、現在の資産価値を把握しておくことが欠かせません。

例えば、購入時は4,000万円だったマンションでも、市場価格が3,000万円まで下がっているケースもあれば、人気エリアでは購入時より高く売れるケースもあります。

現在の査定額が分からないまま財産分与を進めると、「本当はもっと高く売れたのではないか」「適正な金額で分与できていない」といったトラブルにつながる可能性があります。

そのため、離婚協議を始める前に一度査定を受け、市場価格を把握しておくことをおすすめします。

オーバーローン・アンダーローンを判断できる

マンションを売却する際は、査定額だけでなく住宅ローン残高との関係も重要になります。

  • アンダーローン:売却価格が住宅ローン残高を上回る状態
  • オーバーローン:住宅ローン残高が売却価格を上回る状態

アンダーローンであれば、売却代金で住宅ローンを完済し、残ったお金を財産分与できる可能性があります。

一方、オーバーローンの場合は不足分を自己資金で返済しなければならないケースもあるため、売却方法や今後の資金計画を慎重に検討する必要があります。

売却するべきか住み続けるべきか判断できる

マンションを売却するべきか、それともどちらかが住み続けるべきかは、現在の査定額が分からなければ適切に判断できません。

例えば、高値で売却できるのであれば住宅ローンを完済して新生活をスタートしやすくなります。

反対に、売却しても多額の住宅ローンが残る場合は、住み続ける方が負担を抑えられるケースもあります。

このように、現在の査定額を知ることは、離婚後の選択肢を考えるための第一歩になります。

PR|財産分与に備えて査定額を確認

💰 購入時の価格ではなく
現在の査定額で考えましょう

査定額と住宅ローン残高を確認すれば、財産分与できる金額や売却時の持ち出しがあるかを判断できます。

✅ 財産分与の基準となる金額が分かる

✅ オーバーローンかどうか確認できる

✅ 売却後に手元へ残る金額を検討できる

複数社の査定額を比べたい方

不動産会社による査定価格や売却提案の違いを比較できます。

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売却方法も相談したい方

売主利益を重視した売却方法が特徴。
高く売りたい方におすすめの不動産会社です。

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離婚後もマンションに住む場合の注意点

離婚後もマンションに住み続けることは可能ですが、住宅ローンの契約内容や名義によっては思わぬトラブルにつながることがあります。

特に住宅ローン契約者と実際に住む人が異なる場合や、共有名義になっている場合は慎重な対応が必要です。

夫(名義人)が住み続ける場合

夫が住宅ローン契約者であり、そのまま住み続ける場合は比較的手続きがシンプルです。

ただし、マンションが財産分与の対象となる場合は、妻へ代償金を支払うなどの対応が必要になることがあります。

また、共有名義になっている場合は、離婚後も権利関係が残るため、名義変更についても検討しておきましょう。

妻子が住み続ける場合

子どもの転校を避けるため、妻と子どもがそのまま住み続けるケースも少なくありません。

しかし、住宅ローン契約者が夫のままの場合は注意が必要です。

夫が住宅ローンを滞納すると競売になる可能性があるほか、金融機関との契約によっては名義人以外の居住が問題となるケースもあります。

住み続けることを希望する場合は、住宅ローンの借り換えや名義変更が可能かどうか、金融機関へ相談しておくと安心です。

マンションを売却する時の注意点

マンションを売却する場合は、売却価格だけでなく住宅ローンや売却スケジュールも考慮する必要があります。

焦って売却を進めると希望価格で売れなかったり、離婚後の生活設計に影響したりすることもあるため、事前に注意点を確認しておきましょう。

住宅ローン残債より高く売れない場合は持ち出しになることも

マンションの売却価格が住宅ローン残高を下回る場合は、不足分を自己資金で返済しなければならないことがあります。

自己資金で補えない場合は通常の売却が難しくなるため、任意売却など別の方法を検討するケースもあります。

まずは査定を受け、住宅ローン残高との差額を確認することが大切です。

任意売却を選択した場合

住宅ローンを完済できない場合は、金融機関の同意を得て任意売却を行う方法があります。

出典:任意売却とは?通常売却と比較しながらプロが徹底解説

任意売却であれば競売よりも高く売却できる可能性があり、売却後も残った住宅ローンについて分割返済の相談ができるケースがあります。

ただし、すべてのケースで利用できるわけではないため、早めに不動産会社や金融機関へ相談しましょう。

詳しくは「任意売却とは?」の記事でも解説しています。

売却が完了するまで時間がかかることもある

マンションは売り出してすぐに売れるとは限りません。

立地や価格、市場環境によっては、売却まで数か月以上かかるケースもあります。

離婚のタイミングに合わせて売却したい場合は、余裕を持って査定や売却活動を始めることが大切です。

また、複数の不動産会社へ査定を依頼して価格や販売戦略を比較することで、より納得できる売却につながります。

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賃貸物件として貸し出す場合

離婚後すぐに売却せず、マンションを賃貸として貸し出すという選択肢もあります。

家賃収入を得られる可能性がある一方で、空室リスクや住宅ローンの問題などもあるため、十分に検討したうえで判断することが大切です。

ローン返済計画をしっかり立てないとハイリスク

住宅ローンが残っているマンションを賃貸として貸し出す場合は、返済計画を慎重に立てる必要があります。

家賃収入が住宅ローンや管理費、修繕積立金を上回れば問題ありませんが、空室が続いた場合は自己資金で返済を続けなければなりません。

また、住宅ローンは「自己居住用」を前提として契約しているケースが多く、無断で賃貸にすると契約違反となる可能性があります。

賃貸として活用する場合は、事前に金融機関へ相談しておくことが重要です。

基本的には売却しておくのが無難

将来的に再び住む予定がある場合などを除けば、離婚時はマンションを売却しておく方がトラブルを避けやすいケースが多くあります。

マンションを所有し続けると、固定資産税や修繕費の負担だけでなく、共有名義のままになってしまうケースもあります。

離婚後も元配偶者との関係が続くことになるため、後々のトラブルを避ける意味でも、売却して財産分与を済ませておく方が安心です。

ただし、売却するか賃貸にするかは査定価格や住宅ローン残高によっても変わります。

まずは現在の資産価値を確認したうえで判断しましょう。

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🔍 貸し出す前に
売却した場合の金額も確認

賃貸では、空室中も住宅ローンや管理費、修繕積立金などがかかります。査定額を確認し、売却した場合とどちらが負担を抑えられるか比較してみましょう。

✅ 売却すればいくら手元に残るか分かる

✅ 空室や維持費の負担と比較できる

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よくある質問

離婚前と離婚後ではどちらで売却した方がいい?

ケースによって異なりますが、一般的には離婚前に売却した方が財産分与を進めやすい傾向があります。

売却代金を現金化してから分けられるため、マンションの名義や住宅ローンを巡るトラブルを避けやすくなります。

ただし、子どもの進学や住み替えなどの事情によっては、離婚後に売却した方がよいケースもあります。

共有名義でも売却できる?

共有名義のマンションも売却できますが、原則として共有者全員の同意が必要です。

一方だけの判断では売却できないため、離婚協議の中で売却について話し合っておくことが重要です。

ペアローンでも売却できる?

ペアローンを利用しているマンションでも売却は可能です。

ただし、夫婦それぞれが住宅ローン契約者となっているため、通常の住宅ローンより手続きが複雑になることがあります。

金融機関や不動産会社へ早めに相談し、売却後の返済方法も含めて確認しておきましょう。

マンション査定だけでも依頼できる?

もちろん可能です。

不動産会社の多くは無料査定に対応しており、査定を依頼したからといって必ず売却しなければならないわけではありません。

まずは現在の査定額を把握し、その結果をもとに売却・住み続ける・賃貸にするなどの選択肢を検討するとよいでしょう。

マンションが売れない時はどうしたらいい?

価格設定を見直したり、販売方法を変更したりすることで売却できるケースは少なくありません。

また、不動産会社によって査定価格や販売力は異なるため、複数社へ相談して比較することも重要です。

詳しくは「マンションが売れない時の対処法」の記事も参考にしてください。

売却理由「離婚」は正直に伝えるべき?

離婚が売却理由であることを積極的に伝える必要はありません。

一般的には「住み替え」「ライフスタイルの変化」などと説明されるケースが多く、不動産会社も適切に対応してくれます。

購入希望者から質問された場合は、不動産会社と相談しながら回答すると安心です。

財産分与は離婚成立後でも請求できる?

財産分与は離婚後でも請求できます。

ただし、請求できる期間には制限があるため、できるだけ離婚協議の段階で話し合いを済ませておくことをおすすめします。

詳しくは弁護士などの専門家へ相談すると安心です。

まとめ

離婚時のマンションは、「売却する」「住み続ける」「賃貸として貸し出す」の3つの選択肢があります。

どの方法が最適かは、住宅ローン残高やマンションの資産価値、今後の生活設計によって変わります。

特に住宅ローンが残っている場合は、査定額によって売却できるかどうかや財産分与の方法も大きく変わるため、感情だけで判断するのはおすすめできません。

まずは現在の査定額を把握し、住宅ローン残高とのバランスを確認したうえで、夫婦にとって最適な方法を検討しましょう。

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レインズに登録しない不動産業者は悪質か?売買時の活用方法と確認手順

カテゴリー

不動産を売却していると、

専任媒介なのにレインズに登録されていない
SUUMOには載っているのにレインズで確認できない
本当に売却活動をしているの?

このような不安を感じる売主は少なくありません。

レインズ(REINS)は、不動産会社同士が物件情報を共有するための指定流通機構です。

専任媒介契約や専属専任媒介契約では登録義務があるため、レインズに掲載されていない場合は注意が必要なケースもあります。

特に近年問題視されている「囲い込み」では、意図的にレインズへの登録を遅らせたり、他社へ物件情報を公開しなかったりするケースもあります。

この記事では、以下の内容を詳しく解説します。

  • レインズに登録しない理由
  • 違法になるケース
  • 登録証明書をもらっていない場合は?
  • 業者を変更すべきタイミング

不動産売却で損をしないためにも、レインズの仕組みと確認すべきポイントを押さえておきましょう。

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専任媒介契約ではレインズへの登録が義務です。登録状況が確認できない場合は、現在の会社だけでなく、他社にも相談して売却方針を比較しましょう。

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📖 目次

レインズに登録されないとどうなる?売主が知っておきたいデメリット

レインズに登録されていないと、「すぐ売れない」「違法なのでは?」と不安になる方も多いでしょう。

実際には、専任媒介契約・専属専任媒介契約ではレインズへの登録義務がありますが、一般媒介契約には登録義務はありません。

ただし、レインズへ登録されないと購入希望者へ物件情報が十分に届かず、売却活動に影響するケースがあります。

レインズ登録の有無による違い【早見表】

比較項目レインズ登録ありレインズ登録なし
物件情報の公開全国の不動産会社へ共有担当会社中心の紹介になりやすい
購入希望者への露出多くの購入希望者に紹介されやすい紹介できる購入希望者が限定される場合がある
売却スピード購入希望者が集まりやすい売却期間が長引く可能性がある
価格交渉競争が生まれやすい値下げ交渉を受けやすくなる場合がある

特に専任媒介契約や専属専任媒介契約では、レインズへ登録されることで全国の不動産会社が物件情報を閲覧できるようになります。

そのため、売却のチャンスを広げるためにも、契約後はレインズ登録証明書を受け取り、登録状況を確認することが大切です。

ポイント

  • 一般媒介契約はレインズ登録義務なし
  • 専任媒介契約・専属専任媒介契約は登録義務あり
  • 登録後は「レインズ登録証明書」で確認できる
  • 登録されていない場合は担当者へ理由を確認しましょう

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売却活動に不安なら
他社にも相談を

レインズへの登録状況や販売活動に疑問を感じたら、現在の不動産会社だけで判断せず、他社にも相談してみることが大切です。売却戦略や査定価格を比較することで、より納得できる売却につながる可能性があります。

売却戦略を相談したい方

SREリアルティは、売主目線で売却戦略を提案してくれる不動産会社です。現在の販売方法やレインズ登録について相談したい方におすすめです。

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専任媒介なのにレインズに載せないのは違法?

専任媒介契約や専属専任媒介契約を結んだ場合、不動産会社にはレインズへ登録する義務があります。

専任媒介契約は契約締結から7日以内、専属専任媒介契約は5日以内に登録しなければなりません。

そのため、期限を過ぎても登録されていない場合は、宅地建物取引業法上のルールに反している可能性があります。

注意したいポイント

専任媒介・専属専任媒介で契約しているにもかかわらず、レインズへ登録されていない場合は注意が必要です。
特に売却活動の説明がない場合は、担当者へ登録状況を確認しましょう。

ただし、

  • 登録済みだが売主が確認していない
  • 登録証明書を受け取っていない
  • 登録直後で反映されていない
  • 一般媒介契約のため登録義務がない

このようなケースもあるため、必ずしも「レインズに載っていない=違法」とは限りません。

また、レインズへ登録されていても、

  • 他社からの問い合わせを断っている
  • 販売活動報告が少ない
  • 内覧件数の説明がない

といった問題が起きる場合もあります。

重要なのは「違法かどうか」だけではなく、適切な売却活動が行われているかを確認することです。

専任媒介契約や専属専任媒介契約を締結している場合は、登録証明書の発行を依頼し、登録状況や掲載内容を確認しておきましょう。

レインズ登録状況を確認する方法

「本当にレインズへ登録されているのか分からない」「登録したと言われたが確認できない」という場合は、次の方法で確認できます。

登録証明書を確認する

最も確実なのが、不動産会社から発行される登録証明書を確認する方法です。

登録証明書には以下の情報が記載されています。

  • 物件情報
  • 登録年月日
  • レインズ登録番号
  • 不動産会社情報

専任媒介契約・専属専任媒介契約の場合は登録完了後に発行されるため、まずは証明書の有無を確認しましょう。

不動産会社へ直接問い合わせる

登録証明書が手元にない場合は、担当者へ直接確認する方法もあります。

確認したい項目は以下の4つです。

  • レインズへ登録済みか
  • 登録日はいつか
  • 登録番号は何か
  • 掲載内容に誤りがないか

販売活動報告もチェックする

専任媒介契約や専属専任媒介契約では、不動産会社に販売活動報告義務があります。

以下のような状況が続く場合は注意が必要です。

  • 問い合わせ件数の報告がない
  • 内覧状況が分からない
  • 販売活動の説明がない
  • 毎回同じ報告しかない

レインズ登録はあくまで売却活動のスタート地点です。

登録されているかだけでなく、その後の販売活動が適切に行われているかも確認しましょう。





■登録されているのに売れない場合は?

レインズへ登録されていても、価格設定や販売戦略、不動産会社の営業方針によって反響数は大きく変わります。 売却活動に不安がある場合は、他社の査定価格や販売方針を比較しながら進めることも大切です。

レインズに登録しない業者への対処法は?

専任媒介契約や専属専任媒介契約を結んでいるにもかかわらず、レインズへ登録されていない場合は注意が必要です。

単なる登録漏れのケースもありますが、囲い込みなど売主に不利な売却活動が行われている可能性もあります。

そもそも囲い込みとは?

囲い込みとは、不動産会社が売主と買主の両方から仲介手数料を得るために、他社へ物件情報を積極的に公開しない行為です。

  • レインズへ登録しない
  • 他社からの問い合わせを断る
  • 売却済みと伝えて紹介を止める
  • 販売活動の状況を十分に報告しない

囲い込みが行われると購入希望者が減り、売却期間の長期化や値下げにつながることがあります。

こんな状況は注意

  • 登録証明書を発行してくれない
  • 販売活動報告がほとんどない
  • 問い合わせ件数を教えてくれない
  • すぐに値下げを提案される

まずは担当者へ確認する

レインズへ登録されているか不安な場合は、まず担当者へ確認しましょう。

  • 登録日はいつか
  • 登録番号は何か
  • 登録証明書は発行できるか
  • 問い合わせ件数は何件か

明確な説明がない場合は、販売活動そのものに問題がある可能性があります。

他社の査定や販売方針を比較する

売却活動に不安を感じる場合は、他社の査定価格や販売方針を比較してみることも重要です。

査定額だけでなく、どのような販売戦略で売却するのかを確認することで、現在の担当会社の対応が適切か判断しやすくなります。

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他社へ切り替えるか迷っている場合は、複数社の査定価格や販売方針を比較してみましょう。

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業者を変更すべきタイミング

以下のような状態が続く場合は、不動産会社の変更を検討してもよいでしょう。

  • 登録証明書の発行を拒否する
  • 登録を催促しても対応しない
  • 販売活動報告がほとんどない
  • 他社からの問い合わせを断っている疑いがある

専任媒介契約や専属専任媒介契約の契約期間は通常3か月です。更新前のタイミングで他社へ切り替える売主も少なくありません。

※囲い込みや両手仲介について詳しく知りたい方は「売主を不利にする「囲い込み」とは?不動産会社の両手仲介対策について」も参考にしてください。
 

レインズとは?どんなシステムなの?

レインズ(REINS)は、不動産会社同士が売買物件の情報を共有するためのネットワークシステムです。

正式には「Real Estate Information Network System」といい、国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構によって運営されています。

売却物件がレインズに登録されると、他の不動産会社にも情報が共有されるため、購入希望者を見つけやすくなるのが大きな特徴です。

レインズの仕組み

レインズは、売主が直接利用するシステムではありません。

売主が不動産会社と媒介契約を結び、その不動産会社が物件情報をレインズへ登録します。

  1. 売主が不動産会社と媒介契約を結ぶ
  2. 不動産会社が物件情報をレインズへ登録する
  3. 全国の不動産会社へ情報が共有される
  4. 買主側の不動産会社が購入希望者へ紹介する
  5. 内覧・交渉を経て売買契約へ進む

このように、レインズは売却物件を広く流通させるための重要な仕組みです。

レインズは一般人でも見られる?

結論からいうと、一般の人がレインズを自由に閲覧することはできません。

レインズは基本的に不動産会社専用のシステムです。そのため、SUUMOやHOME’Sのように誰でも物件検索できるサイトではありません。

ただし、売主は自分の物件に限り、登録証明書などを通じて登録状況を確認できます。

  • 登録された物件情報
  • 登録年月日
  • レインズ登録番号
  • 取引状況

専任媒介契約や専属専任媒介契約を結んでいる場合は、不動産会社から登録証明書を受け取り、内容を確認しておきましょう。

レインズは全国4つの流通機構で運営されている

レインズは全国を4つの地域に分けて運営されています。

  • 東日本レインズ:北海道・東北・関東・甲信越
  • 中部レインズ:東海・北陸
  • 近畿レインズ:近畿地方
  • 西日本レインズ:中国・四国・九州・沖縄

地域ごとに運営機構は分かれていますが、不動産会社間で物件情報を共有するという役割は同じです。

媒介契約を結んでもレインズに登録されないこともある

媒介契約を結んだからといって、すべての物件が必ずレインズに登録されるわけではありません。

契約の種類登録義務登録期限
一般媒介なし
専任媒介あり7日以内
専属専任媒介あり5日以内

一般媒介契約ではレインズ登録は任意です。そのため、レインズに載っていなくても直ちに問題とはいえません。

一方で、専任媒介契約や専属専任媒介契約では登録義務があります。期限を過ぎても登録されていない場合は、不動産会社へ確認しましょう。

レインズは個人でも利用できるのか?

レインズは原則として不動産会社専用のシステムであり、一般の人が自由に物件情報を検索することはできません。

ただし、売主は自分の物件に限り、登録証明書に記載された確認用ID・パスワードを使って、登録内容や取引状況を確認できる場合があります。

登録証明書を取得し、掲載情報を確認する

専任媒介契約や専属専任媒介契約を結んだ場合、不動産会社はレインズ登録後に登録証明書を発行します。

登録証明書には、主に以下の情報が記載されています。

  • 確認用ID
  • パスワード
  • 登録番号
  • 登録年月日
  • 物件情報

登録証明書を確認することで、売主は自分の物件がレインズへ登録されているか、掲載内容に誤りがないかをチェックできます。

専任媒介契約なら7日以内、専属専任媒介契約なら5日以内に登録されるため、契約後しばらく経っても証明書をもらえない場合は、担当者へ確認しましょう。

一般媒介契約の場合は登録されないこともある

一般媒介契約では、レインズへの登録義務はありません。

そのため、一般媒介で依頼している場合は、レインズに登録されていなくても直ちに問題とはいえません。

ただし、売却活動を広げたい場合は、担当者にレインズ登録が可能か確認してみましょう。確実に登録してもらいたい場合は、専任媒介契約や専属専任媒介契約への変更を検討する方法もあります。

誰でも利用できる「レインズマーケットインフォメーション」

レインズ本体は一般公開されていませんが、一般の人でも利用できる関連サービスとして「レインズマーケットインフォメーション」があります。

レインズマーケットインフォメーションでは、過去の不動産取引事例を確認でき、売却価格の目安を調べる際に役立ちます。

  • 成約時期
  • 成約価格
  • 築年数
  • 間取り・面積
  • 沿線・最寄駅

ただし、個人情報保護の観点から、詳細な住所やマンション名などは公開されていません。

また、現在販売中の物件ではなく、過去の成約データをもとにした情報のため、売却価格を決める際は不動産会社の査定結果とあわせて確認するのがおすすめです。

信頼できる不動産会社の見極め方

不動産売却で後悔しないためには、査定額の高さだけで不動産会社を選ばないことが重要です。

同じ物件でも、不動産会社によって販売戦略や情報公開の姿勢、売却活動の内容は大きく異なります。

特に囲い込みや販売活動の透明性が気になる場合は、以下のポイントを確認しておきましょう。

レインズ登録や販売活動を丁寧に説明してくれる

信頼できる不動産会社は、レインズへの登録状況や販売活動の内容を隠しません。

  • 登録証明書を発行してくれる
  • 問い合わせ件数を報告してくれる
  • 内覧状況を共有してくれる
  • 販売戦略を具体的に説明してくれる

売却状況を定期的に報告してくれる会社であれば、売主も安心して任せることができます。

査定額の根拠を説明できる

査定額が高いこと自体は悪いことではありません。

しかし、

  • なぜその価格になるのか
  • どのような根拠で算出したのか
  • 実際に売れる見込みがあるのか

を説明できない会社には注意が必要です。

相場より極端に高い査定額を提示し、契約後に値下げを提案するケースもあるため、査定価格だけで判断しないようにしましょう。

複数社を比較して判断する

1社だけでは、その査定額や販売方針が適切なのか判断できません。

そのため、不動産売却では複数の会社へ査定を依頼し、以下のポイントを比較することが大切です。

  • 査定額
  • 販売戦略
  • 担当者の対応
  • レインズの説明内容
  • 囲い込み対策

売却を成功させるためには、査定額だけではなく「どのように売るのか」「どこまで情報を公開してくれるのか」という点まで比較することが重要です。

レインズに関するよくある質問

レインズについてよくある疑問をまとめました。

一般媒介でもレインズに登録されますか?

一般媒介契約にはレインズ登録義務がありません。そのため、不動産会社の判断によっては登録されないことがあります。

売却活動を広く行いたい場合は、登録の有無を事前に確認しておくことが大切です。

レインズに登録されないのは違法ですか?

専任媒介契約や専属専任媒介契約ではレインズ登録義務があります。

登録期限を過ぎても登録されていない場合は、宅地建物取引業法に違反している可能性があります。

まずは登録証明書の発行を依頼し、登録状況を確認しましょう。

レインズ登録証明書はいつもらえますか?

専任媒介契約・専属専任媒介契約では、レインズへ登録後に登録証明書が発行されます。

通常は登録完了後に不動産会社から渡されるため、受け取っていない場合は担当者へ確認しましょう。

レインズの登録番号は確認できますか?

レインズ登録証明書には登録番号が記載されています。

登録証明書を受け取っていれば、登録日や登録番号などの情報を確認できます。

囲い込みかどうか見分ける方法はありますか?

囲い込みが疑われる場合は、レインズ登録証明書の有無や販売活動報告の内容、問い合わせ件数などを確認しましょう。

登録状況や販売活動について十分な説明がない場合は、他社へ相談することも検討してください。

レインズに登録されているのに売れない理由は何ですか?

レインズへ登録されていても、価格設定や販売戦略、市場状況などによって売却期間が長くなることがあります。

査定価格だけでなく、販売方法や広告活動についても見直すことが重要です。

レインズは一般人でも見られますか?

レインズは不動産会社専用のシステムであり、一般の方が自由に閲覧することはできません。

ただし、売主は登録証明書に記載されたIDとパスワードを利用して、自身の物件情報を確認できる場合があります。

レインズに登録するデメリットはありますか?

レインズへ登録すると全国の不動産会社へ情報が共有されます。

そのため、売却情報を知られたくない人にとってはデメリットになる場合があります。

一方で、購入希望者に広く情報を届けられるため、売却機会が増えるというメリットもあります。

レインズは賃貸でも利用できますか?

レインズは売買だけでなく賃貸物件でも利用されています。

貸主や管理会社が不動産会社を通じて登録することで、入居希望者への情報公開が行われています。

まとめ

レインズは、不動産会社同士が物件情報を共有するための重要なシステムです。

専任媒介契約や専属専任媒介契約では登録義務がありますが、一部では囲い込みなどを目的として適切に運用されていないケースも指摘されています。

そのため、不動産売却では不動産会社任せにせず、以下のポイントを確認することが大切です。

  • レインズへ適切に登録されているか
  • 登録証明書が発行されているか
  • 販売活動報告が行われているか
  • 問い合わせ件数や内覧状況が共有されているか
  • 査定額や販売戦略に根拠があるか

現在の不動産会社に不安を感じる場合は、他社の査定額や販売方針を比較してみることも有効です。

不動産会社の対応に不安がある方へ

売却価格や販売方針は不動産会社によって大きく異なります。複数社を比較することで、適正価格や信頼できる担当者を見つけやすくなります。

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また、囲い込みや両手仲介について詳しく知りたい方は、「売主を不利にする「囲い込み」とは?不動産会社の両手仲介対策について」も参考にしてください。

不動産売却では数百万円単位の差が生まれることもあります。レインズの仕組みを理解し、信頼できる不動産会社を選ぶことが、高く売却するための第一歩です。