【2025年版】マンション売却はどこがいい?おすすめ業者と高く売るコツを解説
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「不動産会社ってたくさんあって、どこがいいのか分からない…」
そう感じている方はとても多く、実際、仲介業者の選び方ひとつで“数百万円以上”の差が出ることもあるのがマンション売却の世界です。
本記事では、【2025年最新版】の情報をもとに、
・マンション売却はどこがいいのか?
・信頼できる不動産会社の見極め方
・一括査定サイトの活用方法
・高く売るための具体的なコツ
を、初めて売却する方にもわかりやすく解説します。
記事を読み終える頃には、「どこがいいか」の迷いがなくなり、最適な行動が取れるようになるはずです。まずは、あなたのマンションに合った会社選びから始めましょう。
マンション売却はどこに依頼するのがベスト?

マンションの売却を検討している方のために、過去の取引実績や利用者からの評価をもとに、おすすめの不動産仲介業者をランキング形式でご紹介します。
今後、売却査定を受けようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
ただし、1社だけの査定に頼るのはリスクが高いため、必ず複数の業者から査定を受けて検討することをおすすめします。
ここで紹介するランキングは暫定目安です。 実際に業者を選ぶ際には、自分の物件に合った業者を選ぶためにしっかりと情報収集を行いましょう。
マンション売却でよく選ばれる仲介会社5選
第1位:SREリアルティ

SREリアルティは、売却活動に特化した「エージェント制」を導入しており、販売主に寄り添ったサービスが特徴です。
- 特徴:買主側の担当を兼任しない「ワンタッチ仲介」を採用。売主側の利益を最大化する戦略を立てます。
- メリット:販売主からの仲介手数料のみで運営されているため、公平性が高く、販売主に有利なメリットの提案が期待できます。
- 注意点:対応が首都圏に限定されているエリアのため、その他の地域では利用できません。
第2位:東急リバブル

東急リバブルは、豊富な物件データと高い金額で、信頼性のある売却活動を行います。
- 特徴:全国80,000棟以上のマンションデータを公開しており、購入希望者が多くいらっしゃいます。
- メリット: 月間344万人が訪れる公式サイトで、ほとんどの購入希望者にアプローチ可能です。
第3位:三菱地所ハウスネット

三菱地所ハウスネットは、信頼性の高いサービスを提供する企業として、オリコン顧客満足度で高い評価を獲得しています。
第4位:大京穴吹不動産

大京穴吹不動産は、全国規模の不動産流通ネットワークを展開しており、広範囲なサポートが魅力です。
- 特徴:全国32都道府県に営業拠点を持ち、不動産流通業界で最大規模のネットワークを誇??ります。
- メリット: 地方から都市部まで幅広く買主を探しているので、広範囲での売却に適しています。
第5位:野村不動産ソリューションズ

野村不動産ソリューションズが運営する「ノムコム」は、業界トップクラスの利用者数を支える不動産ポータルサイトです。
- 特徴:ノムコムに掲載されることで、物件の写真や情報を最大限に活用して購入希望者にアピール可能です。
- メリット:最大42枚の写真を掲載できるため、物件の魅力を効果的に伝えることができます。また、スマートフォン対応で広い層にリーチ可能です。
売却エリアごとのおすすめ業者
マンション売却では「全国展開の大手業者=どのエリアでも強い」と思われがちですが、実際にはエリアによって得意・不得意が分かれます。
以下に、代表的なエリア別に「実績が豊富で、査定精度や販売力に優れた業者」を紹介します。
■首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)
- SREリアルティ:(旧ソニー不動産) 売主専属エージェント制で「高値売却」に特化
- 東急リバブル: 販売網が広く、エリア担当の精度が高い
- 三菱地所ハウスネット: オリコン満足度が高い
■関西圏(大阪・京都・兵庫)
- SREリアルティ:(旧ソニー不動産) 売主専属エージェント制で「高値売却」に特化
- 大京穴吹不動産:全国規模の不動産流通ネットワークを展開
- 住友不動産販売 関西圏での販売実績が豊富。広告力に強みあり
■地方都市・郊外(札幌・仙台・福岡・広島など)
- 東急リバブル: 販売網が広く、エリア担当の精度が高い
- 大京穴吹不動産:全国規模の不動産流通ネットワークを展開
- 野村不動産ソリューションズ:物件の魅力を効果的に伝えることができる
- 地元の老舗業者(非上場): 地域相場に精通し、スピード感がある場合も多い
エリア特化型+大手を併用するのがベスト
一括査定サイトを活用すると、「大手」「中堅」「地場」の複数業者から提案を受けられるので、自分の物件に最適な会社を比較検討できます。
買取と仲介、どちらを選ぶべき?
マンション売却には大きく分けて「買取」と「仲介」の2つの方法があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、目的に応じた選択が重要です。
- 買取の場合
- メリット: 売却期間が短く、現金化が早い。価格が確定する。
- デメリット:売却価格は一般個人への売却より低くなる傾向がある(20~30%程度安くなる場合も)。
- 向いている人:急いで売りたい人、瑕疵(かし)リスクを避けたい人
- 仲介の場合
- メリット:買取業者よりも高い価格で売却できる可能性があります。
- デメリット:売却完了までに時間がかかることがある。
- 向いている人:できるだけ高く売りたい人、売却を急いでいない人
特に時間的な余裕がある場合は、一般個人を対象に売却する方法を検討するのがおすすめです。
高い売却価格を目指したい方には、時間をかけて適切な相手を見つけることがポイントとなります。
なお、最近では、「一定期間内に売れなければ買取に切り替えられる」ハイブリッド型のサービスも登場。「SREリアルティ」などで行っているので検討してみてください。
■判断基準まとめ
判断基準 | 仲介がおすすめ | 買取がおすすめ |
---|---|---|
高く売りたい | 〇 | × |
急いで現金化 | × | 〇 |
築年数古い | △ | 〇 |
瑕疵が不安 | △ | 〇 |
マンション売却を成功させる業者の選び方
「マンション売却はどこがいいのか」と悩む方の多くは、“選び方の基準が分からない”ことが根本の理由です。
ここでは、高く・スムーズに売却するために知っておくべき業者選びのポイントを解説します。
手数料・営業エリア・サポート体制の比較
不動産会社によって対応内容は大きく異なります。以下の3点は必ず比較しましょう。
■仲介手数料
仲介手数料の上限は「売却価格 × 3% + 6万円 + 税」
一部の業者はキャンペーン等で割引していることも
安さだけでなく、「サービス内容とのバランス」が重要
■営業エリアと売却実績
自分のエリアに強い会社かどうかをチェック
同じマンションで過去の成約実績があるか?も判断基準
■売却サポートの内容
プロカメラマン撮影/ステージング/広告戦略など
担当者が「売るための提案」をどこまでしてくれるかが鍵
資料請求時や査定依頼時に、これらを事前に質問して比較しましょう。
高く売るには「片手仲介」重視の会社を選ぶ
意外と知られていませんが、業者選びの最大の盲点は「両手仲介か、片手仲介か」という違いです。
仲介タイプ | 内容 | 売主への影響 |
---|---|---|
両手仲介 | 買主どちらからも手数料を得る | 自社で売り切りたい → 高値より“早く売る”を優先しがち |
片手仲介 | 売主側の担当のみ | 他社の買主にも積極的に情報を開示 → 競争が生まれ、高値になりやすい |
※囲い込みのリスクに注意
両手仲介を狙うあまり、他社の買主を紹介せず、結果として売却価格が下がる行為を「囲い込み」といいます。
これを避けるためには一括査定で複数社を比較し、「片手仲介重視」と明言する会社を選び、媒介契約後も、広告掲載状況・内覧件数の報告をもらうのがポイント!
片手仲介を明言している会社は、「SREリアルティ」などがあげられます。
■失敗しない業者選び3ステップ
- 一括査定サイトで3~6社に依頼 提案内容・査定価格・対応の丁寧さをチェック
- 媒介契約を結ぶ前に面談 実績や方針を直接聞くと、担当者の質も分かる
- 実際の販売活動をチェック 広告内容・内覧対応の質を見て必要なら切替も検討
■編集部のワンポイントアドバイス
不動産売却は、「会社の知名度」ではなく「担当者の腕」で決まると言っても過言ではありません。
大手だから安心…というのは半分正解ですが、営業担当者の知識・提案力・レスポンスの早さこそが、最終的な価格と満足度を左右します。
一括査定の活用法
「どの不動産会社に相談すればいいのか分からない…」
そんなときに便利なのが、無料で複数の不動産会社に査定を依頼できる『一括査定サイト』です。
使い方はシンプルながら、高値売却の成否を左右する重要なステップになります。ここでは、一括査定サイトのメリットや活用ポイントを解説します。
一括査定サイトとは?
一括査定サイトとは、1回の入力で複数の不動産会社に一括で査定依頼できるサービスです。
■主な特徴
- 同じ物件情報を、3~6社の仲介会社に同時送信
- 査定額や提案内容、売却方針を比較できる
- 無料かつオンラインで完結
利用者の多くが「最初の一歩は一括査定から」始めています。営業トークを聞く前に、複数社の比較材料が手に入るのが最大のメリットです。
一括査定を使うメリット
■高く売れる業者を見つけやすい
同じ物件でも、査定額は業者によって100万~300万円の差が出ることもあります。
複数社を比較すれば、「最も高く売れる提案」を見つけやすくなります。
■売主に有利な情報を得られる
業者ごとの販売戦略や、広告方針、囲い込みリスクへの対策まで比較可能。
「この会社は売主重視か?」を判断しやすくなります。
■営業マンの質が見える
フォーム送信後の対応の早さ・説明の丁寧さ・根拠ある提案力は、信頼できる担当者を見抜く判断材料になります。
査定を依頼するときの注意点
一括査定を最大限に活かすには、以下のポイントに注意しましょう。
- 査定額だけで決めない 「高く査定=高く売れる」ではない。販売戦略も確認すること。
- 連絡手段を明記する 電話が煩わしい方は「メール希望」と記入欄に記載を。
- 匿名査定を活用する 住所だけで仮査定できるサービスもある(→相場感だけ欲しい人向け)
編集部おすすめの一括査定サイト

不動産売却時に仲介業者を比較する際、一括査定サイトを活用するのは非常に便利ですが、いくつかの点に注意する必要があります。
以下に、タイプ別におすすめの一括査定サイトをまとめました。自分の物件やニーズに合ったサイトを選んで際の参考にしてください。
大都市や、都市中心部の物件
東京や大阪などの大都市や、県庁所在地など都市中心部の物件を売却する場合は、大手仲介業者への依頼が高額で売却するための鍵となります。
そのため、日本最大級の不動産ポータルサイトである「SUUMO」や、不動産大手6社のみに厳選して査定を依頼できる「すまいvalue」などが一括査定サイトではおすすめです。
また地域が限定されていますが、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、京都府に住んでいる人なら、エージェント制を採用している「SREリアルティ」に依頼するのがよいでしょう。
SREリアルティは一括査定サイトではありませんが、売主にとっては有利な片手仲介を宣言している数少ない仲介業者なので、SUUMOなどと合わせて活用するとより高値での売却が期待できます。
SUUMO

日本最大級の不動産ポータルサイトで、大手仲介業者から地元密着の中小規模業者まで幅広くカバーしています。
日本全国で利用可能で、利用者の満足度が高い点が魅力です。 迷ったらまずSUUMOを利用するのがおすすめです。
すまいvalue

不動産業界大手6社(東急リバブル、三井のリハウス、三菱地所の住まいのリレー、野村の仲介プラス、小田急不動産、住友不動産ステップ)が共同運営。
信頼性が高く、特に都心部の物件に強みを持っています。
大手6社の顧客リストにアプローチできるポイントが大きなメリットです。
SREリアルティ

一括査定サイトではありませんが、売主にとって非常に有利な仲介業者です。
対象エリアは「東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、京都府」に限定されていますが、このエリアで物件を売却する場合は必ず候補に入れるべきです。
マンション売却に特化したサイト
戸建てではなくマンションを売却したい場合には、マンションに特化した査定比較サイトとして有名な「マンション.navi」がおすすめです。
マンション.navi

日本全国を対象に、マンション売却を専門とした査定比較が可能な老舗サイトです。
大手仲介業者だけでなく、中小規模の地元密着業者とも連携しており、暫定的な選択肢を提供しています。
賃貸した場合の査定もできるため、売却と賃貸で検討している方にも適しています。
訳あり物件を売却したい場合
遺産相続や離婚、事故物件などの訳あり物件を売却する場合は、通常の売却査定だけでは難しい場合があります。専門業者への依頼も視野に入れて良いでしょう。
専門業者の査定に関しては、「いえカツLIFE」というサイトで比較することができます。
いえカツLIFE

いえカツLIFEは通常の売却査定に加え、「買取」や「リースバック」など柔軟な選択肢があります。
相続問題や離婚、金銭問題を抱えた物件でも査定可能です。
なお、対応地域が1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)のみの為、それ以外の地域の方は前述のすまいvalueやマンション.naviなどを使って併用してください。
面倒でもなるべくたくさん比較するのが高く売る最大の秘訣
不動産一括査定サイトは、物件の条件や売却目的に応じて適切なものを選ぶことが重要です。
基本的には1つのサイトだけでも十分活用できますが、多くのサイトを使って比較することで高値売却の可能性があります。
多少の手間がかかるもの、仲介業者を選ぶ段階が一番重要です。最初は労力をかけることで、より満足のいく売却結果を手にすることができるでしょう。
よくある質問(Q&A)
マンション売却を検討する際、多くの方が抱える不安や疑問についてまとめました。
不動産会社に相談する前に、ぜひ確認しておきましょう。
Q1. 査定価格と実際の売却価格は違うの?
はい、違います。
査定価格はあくまで「理論的な参考価格」であり、実際の売却価格は市場の需要や交渉によって上下します。
そのため、査定額が高いからといって鵜呑みにせず、根拠や売却戦略の内容も合わせて確認することが大切です。
Q2. 一括査定サイトを使うと営業電話がしつこくなる?
最近は「メール対応のみ」「匿名査定OK」など、しつこい営業を避けられるサービスが増えています。
また、依頼フォームに「電話は控えてほしい」「メール連絡希望」と記載すれば、ほとんどの業者が配慮して対応してくれます。
心配な方は、初回はメール中心でやり取りし、信頼できる業者を選んでから電話対応に切り替えるのが安心です。
Q3. 売却活動中に内覧対応はどれくらい必要?
内覧件数の目安は平均「3~10件」ほどです。
ただし、高額なマンションや駅近など人気物件は、1~2件の内覧で決まることもあります。
内覧時は部屋の明るさや清潔感、収納の見せ方などで印象が大きく変わるため、しっかり準備しておくことが成約率アップのカギです。
Q4. 築年数が古いマンションでも売れる?
はい、売れます。ただしポイントは「価格設定と買い手のニーズに合わせた販売戦略」です。
築20年を超える物件は「投資用」「リノベ前提」などのニーズもある
管理状態・立地・修繕履歴がしっかりしていれば、古くても選ばれるケースは多数あります
査定時に「投資向けとしても売れるか?」なども相談してみるとよいでしょう。
Q5. まず何から始めればいいの?
最初のステップは、自分のマンションの「相場」を知ることです。
そのうえで、以下の順番で動くのが失敗しない基本です。
- 一括査定サイトで複数社に無料査定を依頼
- 提案内容・対応の質を比較
- 信頼できる会社と媒介契約 → 売却スタート
まとめ|失敗しないマンション売却は、比較と担当者選びがカギ
マンション売却は、どこに依頼するかで結果が大きく変わります。
価格・スピード・対応の質、どれをとっても「担当する会社と営業マンのレベル」が決定的な差となります。
■ 記事で解説した重要ポイントまとめ
- 査定額の比較は必須:同じ物件でも100万円以上の差が出ることも
- 業者の得意エリア・販売力に注目:全国大手でも地域差はある
- 片手仲介を重視する会社を選ぶ:高く売るには“囲い込み”を避けるのが鉄則
- 営業担当者の対応力をチェック:対応の速さ・説明力が最終的な満足度に直結
- 一括査定サイトは最初の一歩に最適:簡単・無料で比較できる
最も大切なのは「早めに動き出すこと」です。「どこがいいのか分からないから、まだ動けていない」そう思っている間にも、物件の価値や市場環境は少しずつ変化しています。
まずは、自分のマンションの現在の価値を把握することから始めましょう。
3分で完了・無料で複数社に査定依頼ができる一括査定サイトを活用することで、スムーズに売却を進める第一歩になります。