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コラム

管理組合・近隣トラブルが不動産売却に与える影響とは?注意点と対処法を解説

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「マンションを売りたいけど、管理組合の対応が悪くて心配…」「隣人との騒音トラブルがあったことは伝えるべき?」

こうしたお悩みを抱えている方は少なくありません。

管理組合の運営状況や近隣住民との関係性は、購入検討者にとっても重要な判断材料です。

実際、トラブルのある物件は価格が下がったり、売却期間が長引くといったケースも報告されています。

この記事では、売却時に注意すべき管理組合・近隣トラブルの事例とその影響を解説しつつ、高く売るための対処法や相談先まで丁寧にご紹介します。

記事後半では、複数の不動産会社を比較できる一括査定サービスや、売主の味方となってくれるSREリアルティの活用方法も紹介しています。

管理組合・近隣トラブルが売却に与える影響とは

売却価格が下がるリスク

購入希望者が最も気にするのは、「安心して住める環境かどうか」。

管理組合の対応が悪かったり、過去に大きなトラブルがあった物件では、値引き交渉をされたり、そもそも内見すら避けられることもあります。

特に築年数が経過しているマンションでは、管理状況の良し悪しが価格に大きく影響するため注意が必要です。

購入希望者から敬遠されるケースも

近隣住民とのトラブル(騒音・マナー違反・ペット問題など)が過去にあった場合、それが告知事項に該当するかどうかに関わらず、物件そのものの印象が悪くなる可能性があります。

「なんとなく印象が悪い」「住みにくそう」と感じられると、競合物件に流れてしまい、売却までの期間が長期化する原因となります。

よくあるトラブルの種類と事例

管理組合関連のトラブル

マンション全体の維持管理を担う管理組合が、機能不全になっているケースも少なくありません。

たとえば「修繕積立金が不足している」「総会が機能していない」「理事会のメンバーが固定化されている」などの問題は、購入希望者からの印象を大きく下げてしまいます。

管理が行き届いていない=資産価値が下がるという判断につながるため、売却に不利となることも。

近隣住民とのトラブル

「上階の足音がうるさい」「ゴミ出しマナーが悪い住人がいる」「ペットの鳴き声が気になる」といった生活音・マナーを巡るトラブルも、売却時には注意が必要です。

特に裁判に発展していたり、自治体への通報履歴がある場合は、心理的瑕疵に該当する可能性があるため、事前の確認と対応が求められます。

過去にあった告知トラブル事例

  • 隣人との騒音トラブルがあったが、黙って売却 → 引き渡し後にクレーム
  • 管理費滞納者が多数いたことを告げずに売却 → 買主が修繕積立金の負担増に不満
  • 反社会的勢力との関係者が住んでいたことを未告知 → 売買契約後に問題化

いずれも「知らなかった」では済まされないケース。売却後のトラブル回避には、正しい知識と誠実な対応が不可欠です。

トラブルのある物件でも売却は可能?

事前に告知すべき内容とその義務

不動産取引においては、売主側に重要事項(告知事項)の説明義務があります。

管理上の問題・騒音や異臭・心理的瑕疵など、物件の価値や居住に影響を与える情報は、基本的に告知が必要です。

黙って売却すると「契約不適合責任」を問われる可能性があるため、必ず不動産会社と相談し、正しい判断を行いましょう。

瑕疵担保責任との関係

2020年の民法改正により、「瑕疵担保責任」は「契約不適合責任」へと変更されました。

つまり、「買主が予想していた内容と実際の物件の状態が違った」と判断されれば、損害賠償請求や契約解除の対象になります。

特にトラブルを隠していた場合は責任が重くなるため、あらかじめ不動産会社に相談し、事実関係を整理しておくことが大切です。

売却成功のための3つの対処法

📝 問題のあるマンションを売却する前にチェック!

信頼できる不動産会社に相談

トラブルのある物件ほど、経験豊富な不動産会社の力を借りることが重要です。

過去に似たような事例を扱った実績がある会社であれば、適切なアドバイスや販売戦略を提案してもらえます。

逆に、ノウハウのない担当者に任せてしまうと、告知義務違反などでトラブルが拡大するリスクもあるため注意が必要です。

トラブル内容を客観的に整理

トラブルの内容や状況を、第三者的に冷静に整理することが大切です。

  • どのような問題が、いつ・誰との間で発生したのか
  • 現在は解決しているのか、継続中なのか
  • どのような記録(書面・通知・相談履歴など)があるか

これらを明文化しておくことで、不動産会社も適切な販売活動がしやすくなり、買主に対しても誠実な対応が可能になります。

売却時期や価格設定の工夫

トラブルがあっても、「時期」や「価格」を見直すことで売却成功につながるケースも多くあります。

たとえば、エリアの物件流通量が少ない時期や、同じマンション内で売り出しがないタイミングなどを狙えば、競合を避けながら売却できます。

また、問題の程度によっては価格をやや調整することで、許容できる買主とのマッチングも見込めます。

信頼できる売却パートナーを見つけよう

一括査定で複数社を比較する

物件にトラブルがある場合こそ、複数の会社を比較して「対応力のある会社」を見極めることが重要です。

無料で不動産会社を比較できる一括査定サービスなら、営業力・販売実績・対応の丁寧さなどを比較検討できます。

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SRE不動産のような「売主寄り仲介」も検討を

「できるだけ有利な条件で売却したい」「トラブル対応も丁寧にしてくれる担当者がいい」
そんな方には、売主側に立った片手仲介を行うSRE不動産のような会社もおすすめです。

販売活動から交渉、引き渡しまでを一貫してサポートしてくれるため、不安のある売却でも安心して任せられます

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まとめ|トラブルがあっても売却は可能

管理組合や近隣とのトラブルがあっても、正しい対処と信頼できるパートナー選びによって、売却を成功させることは可能です。

まずは事実を整理し、複数の不動産会社に相談・比較することから始めましょう。

対応力のある会社と出会えれば、不安を最小限に抑えたスムーズな売却も十分に実現できます。